シンスプリントとは

別名　脛骨疲労性骨膜炎（けいこつひろうせいこつまくえん）と言います。
脛の筋肉が疲労（オーバーユース）によって、脛の骨を包んでいる膜（骨膜）が筋肉により引っ張られてしまい炎症を起こしてしまうことになるものです。

シンスプリントの原因は？

多くは使い過ぎによるオーバーユースにより骨膜に炎症が起こってしまっている状態をいいます。

脛の周りにある筋肉が硬くなり痛みの原因となります。
「ヒラメ筋」「腓腹筋」「前脛骨筋」が脛（すね）の骨を三分割にしたときの下三分の一の骨膜（こつまく）を引っ張ってしまい、その状態が続くことにより炎症になってしまいます。
特に多いのは陸上競技をやることや、バスケットボール・サッカーや野球などのダッシュやジャンプなどを繰り返し練習量の多いスポーツをやっている方なども原因となりやすいです。

年齢層で言うと１０～４０才代、特に約１４才～１７才に多く女性は男性の約１．５倍の発生頻度と言われています。

シンスプリントの症状

症状は重症度によってもかわり、シンスプリントの症状が進行すると疲労骨折に繋がるものになります。
・運動時にピリピリする
・痛くてジョギングすらできない
・ふくらはぎの内側に痛みがある
・脛を押すと痛む
・骨がきしむような感じがする

シンスプリント予防法

一つ目は・・・練習をやり過ぎないで休みもいれて脚の筋肉に負担をかけすぎないことになります。
二つ目は毎日ストレッチをおこない筋肉を柔軟にすることです。
三つ目はシャワーだけで済ませるのではなく、湯船に浸かり筋肉を緩めましょう。

なかなか自分一人では上手く伸ばせなかったりすると思うので、その際は当院でケアをしませんか？