ぎっくり腰とは？

ぎっくり腰は急に腰に激痛が走るもので、痛みがひどいとその場から身動きが取れなくなるほどです。
その痛みの強さから、欧米では「魔女の一撃」とも呼ばれているくらいの痛みを伴います。

原因は筋肉の疲労や、急な衝撃・ストレス・重いものを持とうとしたとき・身体を勢いよく捻った・朝起きたらなど様々です。
まったく原因が思いあたらない方もいます。

また全く関係なく思える内臓が病気などで肥大し、身体の内側からお腹や腰などを圧迫して腰痛が起きることもあるのです。

ぎっくり腰になったら？

ぎっくり腰が発症してすぐは無理には動かず身体を楽な態勢で安静にし、患部をアイシング（氷などで冷やす）して様子を見ましょう。
大体２～３日が安静にする目安になります。

ただしそれ以上の期間安静にして全く動かないでいるのは良くありません。
筋肉に強い緊張があるので、長い期間安静にしていても症状の改善につながりません。

痛みが少し和らいで動けるようになったら、患部を少し温め普段通りの生活に戻していき軽いストレッチなどをして筋肉を伸ばして緩めましょう。

サン整骨院での治療

当院はぎっくり腰の急性期の時に鍼灸調整や電気療法・温熱療法の他に、骨盤を動かして調整をしたり患部を固定して痛みが軽減するようにしていきます。

発症して２～３日安静にして症状が軽減した状態の時には、マッサージ療法で当院の特長でもある筋肉の深部にあるコリ（トリガーポイント）を的確に捉えて、腰部や周辺の筋肉をほぐし痛みを早い段階で消失させ日常生活に戻りやすくします。

痛みが多少あっても身体を動かさないでいるのは良くないので、全身の筋肉の緊張を緩め運動療法（ストレッチ・トレーニング）を行い腰回りの緊張してしまった筋肉を少しずつ伸ばしていき、柔軟性を高めて筋力強化をすることで予防にもつながります。

予防はどうしたら？

まずは筋肉に疲労を溜めないことです。
日ごろから運動やストレッチなどをして身体を動かしストレッチで筋肉を緩めます。

仕事などで忙しくなかなか運動ができない方は、ストレスを溜めすぎないことやお風呂に全身浸かるようにして筋肉を緩めます。

その他には、しゃがむときなどは膝を曲げて腰に負担がかからないようにしたり、急激な体重の増加や、夏など暑い日に冷房などで身体を冷やしすぎないことも大切です。

ぎっくり腰にならない為にも、日々の生活習慣を見直して改善できるところはできるだけ
改善をして健康でいられるように心がけていきましょう。