冷え性とは
女性の悩みでも多いのではないでしょうか?
季節を関係なく手や足の指先が冷えてしまい、大変な思いをしている方もいるかと思います。
最近では体温が1℃下がることで、免疫力が30~40%低下すると言われています。
免疫力は自己防衛機能なので、それが低下することによりウイルスなどに抵抗できなくなってしまい風邪なども引きやすくなります。
冷え性の原因
冷え性の原因は一つだけではなく、いろいろな原因があります。
筋肉が緊張することで血管を圧迫して血流の流れが悪くなること
・日ごろから、デスクワークやスマートフォンによる不良姿勢によって筋肉が緊張したままになり硬くなってしまいます・
ストレスからの自律神経の乱れ
・ストレスや不規則な生活ばかり送っていると、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなり、冷房の効いた部屋などにいると外との温度差が大きくなるため自律神経が乱れて夏場でも冷え性になります。
筋肉量の低下
・男性に比べ筋肉量が女性のほうが元々少なく、運動をする機会が減るので筋肉量が減り血液を全身に送るポンプの働きが少なくなるので血行不良になり冷え性になります。
女性ホルモンの乱れ
・女性ホルモンは生理・妊娠中・出産・更年期・閉経などの時期に乱れやすく、また女性ホルモンが乱れると自律神経も乱れて体温調節がうまくできなくなることがあり血行不良につながります。
冷たいものの飲みすぎ・食べ過ぎ
・内臓などが冷えてしまい、代謝が下がることで身体の熱を作る機能が低下し手足が冷えてしまいます。
また、きつめの下着や洋服・靴などの締め付けによる皮膚感覚のマヒが冷え性の原因になります。
冷え性を予防するには?
気温が高くても部屋を冷房で冷やし過ぎないようにし、食生活もあまり身体を冷やしてしまうような冷たい物は控えましょう。
冷房の温度は一般的に27~28℃が適切と言われているので、冷房と扇風機を使うなどして快適に過ごしましょう。
食事は無理なダイエットなどして栄養バランスを崩さないように、特に鉄分や葉酸、ビタミン等をしっかり摂取するように心がけましょう。
入浴時は、シャワーだけですましてしまわずに、湯船に浸かり身体を温めましょう。
温度は38℃から39℃くらいの少しぬるく感じるくらいで長めにはいり15~20分くらいを目安にするといいです。
他には、身体を締め付けすぎてしまう衣服はさけて、睡眠時間も最低6~7時間は取れるように心がけましょう。
筋力の低下で基礎代謝が下がらないように、軽い運動を行い筋肉に刺激を与えて血行の流れも良くなるようにすることで、筋力も下がりにくくなり基礎代謝も下がらずに体温を上げることにも繋がっていきます。
サン整骨院での治療
冷え性は話しの中にあったように、原因が様々なのでその方にあった施術をご提案させていただきます。
身体が歪んでいてバランスが崩れている方は、骨格調整や骨盤調整をすることで内臓の位置も戻り自律神経のバランスが整えられ、基礎体温が上がることで冷え性の改善になります。
お灸などの温熱療法や鍼などで身体に刺激を与えることで、皮膚の下にある筋肉や血管などが刺激されます。
そのことにより血行の流れが良くなり身体が温まり改善していきます。
体温をあげる為には、筋肉の緊張による血行不良を改善するのに全身の筋肉をほぐし、経穴(ツボ)を捉えて筋肉を緩ませ血行の流れを良くします。
ふくらはぎは第二の心臓と言われていて、心臓が送りだして足の指先まできた血液を心臓に戻すポンプの役割をしています。
そのふくらはぎの筋肉が硬くなってしまっていると、指先まで血液が行き届きにくくなりポンプ機能も弱くなるのでしっかりと筋肉を緩ませます。
体内から体温をあげるには、内臓調整をして刺激を与えることで機能を向上させ内臓の温度があがることで免疫力もあがりウイルスから身体を守れてアレルギーなどの症状もでにくい身体になります。
免疫力があがることで病気や肥満などの予防にもつながり、体温が上がることで血流の流れもよくなり末端までしっかり行き届くようになります。
さらに運動療法(ストレッチ・トレーニング)を行い筋肉の柔軟性を高め、大きく筋肉を動かせるようにすることで軽めのトレーニングでも筋肉の動く範囲が大きくなり代謝もあがり血流の流れがよくなります。
また生活習慣を改善するためのアドバイスをし、食事や入浴方法なども見直して根本的な所から冷え性と向き合っていただきます。
生活習慣も改善していくのが冷え性を治すのに必要になります。
季節を関係なく困っている方は、早めに改善して冷え性のない日々を過ごせるようにしていきましょう。