ストレッチ

皆さんはストレッチを思い浮かべるとどんなストレッチが思い浮かびますか？
実はストレッチにはいろいろな種類のストレッチがあるのをご存じですか？
今回はそんなストレッチについて紹介していきます。

ストレッチの種類

ストレッチは大きく分けると2つに分けられます。

スタティックストレッチ（静的ストレッチ）

一般的に皆さんが最初に頭に思い浮かぶのがこのストレッチだと思います。
このストレッチは反動や弾みをつけずに息を吐き自然な呼吸を繰り返し、ゆっくりじわじわと伸ばしてリラックスしながら筋肉を緩めていくものになります。

ダイナミックストレッチ（動的ストレッチ）

このストレッチは動きを入れながら伸ばしていくものになり、主にスポーツをやる前などのウォーミングアップに適しています。

ストレッチの効果は？

・筋肉の緊張を緩和
・関節可動域の向上
・筋や腱などの障害予防
・血液循環を良くする
・筋痛の緩和

ストレッチの目的とは？

どのストレッチを行うかで目的が変わってきます。
一般的にストレッチをするというのは、筋肉の緊張を緩和するのが多いと思います。その筋肉の緊張を緩和するときのストレッチは静的ストレッチになります。

静的ストレッチは運動後や就寝前などに行うと効果的で、ゆっくりじわじわと行います。
・心拍数を一定にする
・身体をリラックスさせる
・筋肉に柔軟性を与える
・可動域の向上

運動後に行うと筋肉の緊張を緩和させ血流をよくして疲労を回復させると言われています。
また静的ストレッチを行うことで身体がリラックスします、自律神経の副交感神経が優位になるので就寝前に行うといいでしょう。
最近では運動前に静的ストレッチを行うことでパフォーマンスが低下してしまうという実験結果もでています。

注意点
・呼吸を止めない
・反動を使わない
・無理に伸ばさない

動的ストレッチは運動前や起床後などに行うと効果的で、動きをいれながらストレッチを行います。

・体温の上昇
・心拍数を上げる
・血行が良くなる
・怪我の予防
・筋肉をほぐす
・筋肉に刺激を与えて素早く反応できる準備が整う

このストレッチで一般的なストレッチはラジオ体操やブラジル体操などになります。
運動前に行うことで怪我の予防や、体温を上げるのでウォーミングアップにもなり筋肉にこれから運動をするという合図をだします。関節周りの筋肉も動かすので関節可動域も広がりパフォーマンスが向上します。
自律神経の交感神経が優位になることで活動的になるので、起床後に行うとスッキリして日中を過ごせるようになります。

注意点
・無理の伸ばさない
・呼吸を止めない
・少し身体を温めてから行いましょう

このようにストレッチはいいことだけではなく、目的やタイミングなどによっては逆効果になってしまう場合もあるのです。
目的にあったストレッチを行い適度な運動をして健康な日々を過ごせるようにしていきましょう。